のどかで平和「わすれないよこのみちを」

第15回のインタビューは、第14回に引き続き、「わすれないよこのみちを」監督の峰大和さんです。

のどかで平和な作品を求めた監督と仲間たちの、ほんわかエピソードをお聞きしました。

突き抜けて平和な作品を

──「わすれないよこのみちを」のあらすじを教えてください。

とある田舎の町にずっと住んでる人が、東京から帰省してきた友達と一緒に、2人で街を散歩するっていう話です。

──タイトルの意味は何ですか。

タイトルは、久しぶりに帰ってきた地元の思い出を表してます。「フランダースの犬」の主題歌「よあけのみち」の1フレーズからお借りしました。

──この映画は夏合宿で撮影した企画だと思うのですが、撮ろうと思ったきっかけを教えてください。

昨年スピカで撮られてる映画にシリアスなものが多くて、もうそろそろ平和な作品が観たいなと思って撮りました。すごい突き抜けて平和な作品を

あとは、夏の思い出に残る楽しい思い出を作ろうと思って。

撮影の様子

夕日と海とアイスと

──この作品のお気に入りのシーンを教えてください。

夕日のシーンです。夕日がとても綺麗でした。

撮影を後輩の子に任せたんですけど、彼がかなりいい映像をいっぱい撮ってくれたので、ぜひ映像の綺麗さにも注目してください。

夕方、海での撮影

──制作中に大変だったことを教えてください。

撮影中、僕が車を運転して移動してたんですけど、ロケ地に向かう途中で道を間違えて。海沿いの一本道でUターンできなかったので、そのまま隣町までたどり着いちゃいました

──なんと!隣町まで旅してしまったと。

はい。海が結構綺麗で景色は良かったので、いい思い出です。

──制作中に1番楽しかった思い出を教えてください。

みんなでアイスを食べました。すごく暑かったんですけど、撮影に余裕があったので、アイスが食べられました。

映画を見てるだけじゃ伝わらないかもしれないけど、撮影中めちゃくちゃ暑かったんです。9月とは思えないくらい。9月舐めてました。

のどか…?

──この映画の魅力を教えてください。

のどかで平和な作品なので、穏やかな気持ちで観てもらえたらと思います。

──穏やかな気持ちでゆったり観るのがいいですね

(インタビュー時点で)まだ編集が終わってないとのことで…残りの編集も頑張ってください

はい。明後日提出なので、今晩普通に徹夜です。

峰大和

スピカ1895の25期メンバー。過去監督作に、「カラオケにて」「仲良し」がある。

監督だけでなく、役者としても、「ア ガル」、「あきあきするわ」、「星々の悲しみ」をはじめ多くのスピカ作品で活躍している。

過去作品リンク

「あきあきするわ」(出演)

「わすれないよこの道を」(監督)

「仲良し」(監督)